受験生の意欲や個性などを総合的に評価する「AO入試」で、選考時期や合格者の内定時期を早める大学が目立ち始めた。来年度入試では今月中に内定を出す予定の所まである。
こうした「青田買い」ともいえる一部の大学の動きに対し、危機感を強める専門学校業界も来年度からのAO入試導入を打ち出した。大学全入時代を迎えて過熱する学生争奪戦に、高校側からは「AO入試が安易な学生確保の手段になりつつある」との批判が出ている。
「うちの大学を第一希望にしてくれる高校生は、早い時期に通してあげたい。AO入試は、早く進路を決めたい高校生と、入学生を確保したい大学の両方にとっていい制度」
今月からAO入試の受け付けを始めた首都圏の小規模大学の関係者は本音を打ち明ける。この大学では、面談とリポートをもとに、早ければ月内にも合格内定を出す予定だという。
AO入試は、多様な資質を持った学生を書類審査や面接、小論文などを通して選ぶ。2006年度の大学入試では国公立大45校、私立大では約7割にあたる380校で実施された。
しかし、文部科学省のガイドラインで試験日程などが定められている一般入試や推薦入試と異なり、AO入試の日程については規定がない。このため、複数の予備校関係者によると、これまでは推薦入試の出願が始まる秋ごろに合格発表を行うのが一般的だったが、定員割れの大学が目立ち始めたここ2~3年、夏休み前に選考を始めたり、正式な発表前に合格内定を出したりする大学が増えてきたという。
各大学が公表している募集要項などによると、来年度のAO入試で、6月中に合格内定を出す予定の大学が少なくとも7校、7月中が15校、このほか、6~7月に選考を開始する大学も30校近くある。教育出版社「旺文社」の大塚憲一・教育情報センター長は、「地方大や女子大など、学生の確保に苦労している大学ほど、AO入試の日程を前倒しする傾向がある」と分析。「個性的で時間をかけたAO入試を行う大学がある一方で、形式的な面談やリポート提出で内定者を決める大学も少なくない」と指摘する。
一方、少子高齢化で生徒数の減少に悩む専門学校業界では、東京都の専門学校で作る「東京都専修学校各種学校協会」が、来年度入試からのAO入試導入を表明。7月1日から選考を始める。兵庫県の専門学校も来年度からAO入試へ参入する予定だという。
ただ、高校側では懸念の声も多く、都立高の男性教諭(49)は「進路が早々に決まって、2学期以降、授業に集中しなくなる生徒が増えてしまう。大学入学後が心配だ」と話している。
AO入試 AOはアドミッション・オフィス(入試事務局)の略。アメリカで生まれた制度。99年度までは私立大13校が行っていただけだったが、2000年度に国立大が参入して以降、実施する大学が増えた。AO入試による06年度の入学者数は3万5389人で、全体の約6%。
(2007年6月11日 読売新聞)
テレビでKY(空気読めない)などの女子高生が使うアルファベット略語を紹介していた。
KY以外まったくわからなかったので、娘に今どんな略語を使うのか聞いてみました。
以下、問題(右側を選択すると答えが出ます。)
JK 女子高生。
PK パンツ食い込む。
TK とんだ勘違い。
HK 話変わって。
WK ホワイトキック→しらける。
MT まさかの展開。
DK 大事なところでかむ、または男子高生。
KD 高校デビュー。
HD 暇なときに電話する。
KZ 絡みづらい。
娘曰く、そのときの状況や相手によって意味が違うとのこと。
その他、以下のような略語も聞いたことあるそうだ。
MM マジめんどうくさい。
MA マジありえない。
HP はみ出しパンツ。
WH 話題変更。
KB 空気ぶちこわし。
このほかにも、さまざまな略語が存在します。
聴きなれない言葉なので覚えるのは非常に難しいように思える気がしますね。
みなさんはどのくらいの略語が解読できましたか? 私は・・・まったくわかりませんでした・・・。
「KY」 はサンゴ事件のいたずら書きなのか、それとも空気読めないなのか… 「ローマ字略語」 とは、日本語の単語や形容詞などの一部をローマ字やアラビア数字など数文字で表す略語表現の一つです。
「アルファベット略語」、「KY式日本語」 などとも呼ばれます。
代表的なところでは、「KY」=「Kuuki Yomenai」=「空気読めない」なんてのがあります。
口に出してしゃべる場合は、アルファベットそのまま、「ケーワイ」 となります。
2007年頃に一般にも注目を集めた表現ですが、これの直接のルーツは携帯電話などのメールでのやり取りの際、長文を打つのが面倒だったり、仲間内だけで通じる暗号めいた略語、隠語として使われるようになったものの変形でした。
他にも、「3M」=「Majide Mou Muri」=「マジでもう無理」「MK5」=「Majide Kireru 5Byoumae」=「マジで切れる5秒前」「AKB」=「A Ki Ba」=「アキバ」=「秋葉原」などがあります (「KY」 同様、マスコミ主導の流行語って感じがしますから、上記の例の言葉がそのものとして本当に流行ってるかどうかは不明ですがw)。
政府は一日の閣議で、今後五-十年間の教育政策の目標を定めた教育振興基本計画を決定した。焦点だった教育投資の規模と教職員定数に関する数値目標は、歳出削減路線との整合性を考慮し明記を見送った。重点政策として、幼児教育の無償化検討や福田康夫首相が掲げる「留学生三十万人計画」の推進などを盛り込んだ。
同計画は、教育の成果目標として「世界トップの学力水準を目指す」と掲げた。しかし、歳出改革の方向性に配慮し、予算の拡充につながるような表現は最小限に抑えた。
文部科学省は、投資規模の数値目標について「国内総生産(GDP)比5%を上回る水準」を、教職員定数では「二万五千人程度の改善」の明記を目指したが、財務省などが難色を示し、最終的には「諸外国の教育投資の状況を参考にする」「定数のあり方について検討」などの表現にとどめた。
今後五年間で取り組むべき政策では約八十項目を列挙。このうち、重点政策には幼児教育無償化の検討のほか、(1)道徳教材に対する国庫補助制度などの方策の検討(2)世界最高水準の教育研究拠点の形成(3)小中学校施設約一万棟の耐震化――を挙げた。
教育振興基本計画の骨子
一、義務教育修了までに自立して生きる力を育成
一、欧米主要国を上回る教育の内容の実現
一、新学習指導要領の円滑実施のため、教職員定数のあり方など条件整備について検討
一、小中学校施設約一万棟の耐震化推進
一、子どもの体力を一九八五年ごろの水準に回復
一、メリハリある教員給与体系の推進
一、道徳教材に対する国庫補助制度などの方策を検討
一、私学助成、学校法人の経営指導などによる私立学校の振興
2007年度に児童の体力テストをすべての学年でしなかった県内の公立小学校が全体の44・4%に当たる173校に上ることが、県教委の初めての調査で分かった。「以前より行われなくなった」とする学校関係者らは、体育の授業時間を減らした学習指導要領の改定などの影響を指摘。テストを体力向上のきっかけとして評価しながら、実施する時間的な余裕がないとの声が上がっている。
調査は07年10月、県スポーツ振興計画の策定に合わせて実施。国、県ともに採用している握力、上体起こしなど8種目の体力テストを年度内にしたかどうか(予定含む)を尋ねた。
この結果、全390校の実施率は55・6%。実施した学校のうち、8種目すべてを全学年で行ったのは109校(27・9%)、種目を限ったり、学年を指定したりして実施したのは105校(26・9%)だった。一方、中学校の実施率は87・7%、公立高校(全日制)は88・2%と比較的高かった。
小学校で実施率が低いことについて、県教委スポーツ課は「体育免許を持つ教諭が少ないためではないか」と分析。隔年や数年おきに実施している学校もあるといい、体育免許を持つ北信の教諭は「低学年では記録より体を動かす楽しみを引き出す方が重要」とする。
一方で、同様に体育の免許を持つ長野市古牧小の西内勉校長は「最近の子どもは、転んでも手をつけないなどけがをしやすくなった」とし、体力向上のきっかけとしてテストを評価する。「かつては毎年、計算機をたたいて集計していた記憶がある」という。
少なくともここ数年実施していない長野市内の別の小学校教頭も「どこもかつては毎年やっていたように思う」とし、02年度の改定学習指導要領で体育の授業が年12-15時間減った影響を指摘。松本市の小学校教頭は「全種目をこなすには3時間ほど必要だが余裕はない」と話す。
こうした現状は、文部科学省が小学5年生と中学2年生を対象に本年度初めて行う「全国体力・運動能力、運動習慣等調査(全国体力テスト)」にも影響している。県内の小学校の参加率は65・0%で、中学を5ポイント下回った。県教委スポーツ課は「テストは任意だが、児童の体力向上につなげるために重要。なるべく取り組んでほしいが…」としている。